2025.12.08障がい・教育
2025年12月6日(土)、観音寺東公民館にて『ワクワク工作教室 第2回 紙コップスピーカーづくりワークショップ』を開催しました!
昨年に引き続き、大分県から「ソニー・太陽」の社員の皆様を講師にお迎えしての開催です。 このワークショップは、障がいのあるなしにかかわらず、共に学ぶ「インクルージョン・ワークショップ」。 今回は午前・午後の2部制で行い、小学生から大人まで、科学の不思議にどっぷりと浸る時間となりました。

「音ってどうして聞こえるの?」 「スピーカーの中身はどうなっているの?」
まずはスライドを使って、音の正体や、電気が音に変わる仕組みを楽しく学びました。 講師の方々のわかりやすい説明に、子どもたちも興味津々です。
そしていよいよ工作スタート! 紙コップ、磁石、そして自分たちで巻いたコイルを使って、本物のスピーカーを作っていきます。 細かい作業もありましたが、子どもたちの表情は真剣そのもの。 ニッパーを使ったり、テープで固定したり…「どうやったらいい音が鳴るかな?」と試行錯誤しながら手を動かしていました。


今回も講師を務めてくださったのは、ソニー・太陽の社員の皆様です。 オレンジ色のベストを着た講師の方々は、子どもたちの目線に合わせて、本当に優しく、丁寧にサポートしてくださいました。
この活動は、SONYの社会貢献活動の一環『Curio Step』(子どもたちの好奇心を育む教育プログラム)の活動で、精力的に全国を回っているそうです。
ソニー・太陽さんは、社員の約6割が障がいのある方々です。 「障がいがあってもなくても、工夫すれば何でもできる」「共に働く・学ぶ」という大切なメッセージを、技術と交流を通じて子どもたちに伝えてくれました。

参加された保護者の方から、たくさんの嬉しい感想をいただきました。
最先端のSTEAM教育を、観音寺でこんなふうに体験させていただけるなんて、贅沢すぎる1時間半でした。 講師の皆さんが優しく子どもに寄り添って教えてくださったのにも感激しました。 私も子どもの頃、電磁石とこんな風に出会いたかったです!(保護者様)
帰宅後も作ったスピーカーを耳に当てたり、音の広がりを実験していました。 製作に関しても色々と話してくれて、本当に貴重な体験になったようです。 (保護者様)
完成した瞬間、「聞こえた!」「すごい!」と歓声があがった時の、みんなの笑顔とガッツポーズは最高でした!

大分県からたくさんの機材を持って駆けつけてくださったソニー・太陽の皆様、そして開催にご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。
これほど質の高い、心に残るワークショップ。 正直なところ、「もっとたくさんの子どもたちに届けたかった!」という悔しさもあります。 この素晴らしい体験を、一人でも多くの子どもたちに味わってもらえるよう、カモチャレ観音寺としてこれからも活動を広げていきます。
参加してくれたみんな、お家でもたくさん音楽を聴いてみてね! このワクワクが、未来の科学者につながるカモ!?
