2024.07.08教育
7 月 6 日土曜日、観音寺市の駅通自治会館にて、株式会社エスユーエスさんと地元の高校生をお迎えし、観音寺商店街をメタバース化させるための勉強会が2時間に渡り行われました。
勉強会の冒頭、カモチャレ製作委員会の濱岡委員長さんによる挨拶があり、メタバースを利用する事で障がいを持たれている方でも夢を叶えるきっかけを作る事ができ、過疎化が進む地方自治体の活性化につながると説明がありました。
メタバースとは簡単に一言で言ってしまえば3次元世界の「仮想空間」の事であり、インターネット上でアバターと呼ばれる分身を操作してその世界に入る事を言います。 今回のメタバース勉強会開催のため協力して頂いた企業さんで、メタバース作りに必要な技術の開発、実装はもちろん最新の AI 事情にも精通しています。 今回も高校生を目の前にして、分かりやすく説明されてました。
30分ほどメタバースについて説明を受けた後、実際に参加者がスマホやパソコンを利用して、仮想空間に入り込み自分のアバターを操作する実践が行われ、参加した高校生はもちろん、我々大人も楽しめました。
今までは地元の観音寺第一高校2年の生徒による課外授業の一環として、まちづくりネットワーク「Re:born.K」監修のもと行われてきたのですが、今回よりカモチャレ観音寺が加わった事で、より一層パワーアップした形で勉強会が行われた、そんな印象を受けました。
ただし、いくらメタバース化が進んでいくと言え課題もいくつか存在し、高齢者の多い地域では最新の機械操作に慣れていない方も多く、もし実際に導入していくとなれば、年齢や性別問わずに利用できる簡単な仕組みの仮想空間が必要だと思いました。
筆者はメタバースと言う言葉自体は知っていたのですが、実際に触れた事がなかったので、初めて体験させて頂くという大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。 もし、あなたの住んでる街が仮想空間としてメタバース化する事が出来たら、あなたはそのシステムをどんな形で利用しますか?ぜひ、答えを聞いていきたい所です。