様々な取り組み

2024.09.15障がい

令和6年度 ハローワーク観音寺「障がい者就職面接会」開催

9月12日(木)、秋晴れの中、観音寺グランドホテルにて「障がい者就職面接会」が開催されました。 今年も観音寺市と三豊市を中心とする地域から、多くの企業と求職者が参加し、活気にあふれるイベントとなりました。

26社が参加、求職者とのマッチングを目指す

今回の面接会には、地元の企業26社が参加。 会場には各企業のブースが設けられ、求職者はそれぞれのブースを回り、希望する企業と直接面談できる形式となっていました。 正社員としてのフルタイム雇用枠は30名、パートタイムの雇用枠は27名と、幅広い職種と雇用形態での採用が期待されています。

面接会が進む中、事前に申し込んでいた求職者だけでなく、当日参加の方々も多く来場。 企業担当者との真剣な面談が次々と行われ、和やかながらも活発な雰囲気に包まれていました。

参加者の多様な背景と年齢層

今回の面接会には、既卒者や転職を希望する方など、幅広い層の求職者が参加していました。 年齢や性別にかかわらず、多様な背景を持つ求職者が集まり、それぞれが自分に適した企業を探し求めて、複数のブースで熱心に面談を行っていました。

労働局やハローワークのサポート体制

また、香川県の労働局やハローワーク観音寺の職員も現場でサポートを行い、求職者や企業の相談に応じていました。 さらに、NHKの取材も行われ、障がい者雇用の重要性や、地域全体での支援の広がりがメディアを通じて伝えられることが期待されています。

特例子会社設立への質問:カモチャレ観音寺からの提案

面接会において、カモチャレ観音寺からも質問しました。 障がい者雇用をさらに促進するため、県内における特例子会社の設立状況について、労働局やハローワークへ確認が行われました。

現在、香川県内での特例子会社はわずか4社程度にとどまっており、これは主に従業員1000人以上の企業にしか設立が難しいという課題が背景にあります。 そこで、カモチャレ観音寺からは、地場企業が共同出資(JV)して特例子会社を設立し、障がい者が同じ職場で働ける場を提供できる可能性についても質問が投げかけられました。 しかし、その場での明確な回答は得られず、今後のさらなる議論が期待されています。

結果と今後の期待

今回の面接会の具体的な成果はまだ明らかになっていませんが、参加者と企業が多くの有意義な出会いを持ち、障がい者の方々に新しい就労機会が提供されることが期待されます。 地域の企業と障がい者が、ミスマッチなく良好な雇用関係を築けるよう、今後もこうした取り組みが続けられることを願っています。

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